米ヤフー事業買収で合意=通信大手が400億円減額で

【ニューヨーク時事】米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズと米インターネットサービス大手ヤフーは21日、ベライゾンによるヤフーの中核事業買収をめぐり、買収額を当初の48億3000万ドル(約5500億円)から3億5000万ドル(約400億円)減額し、44億8000万ドルとすることで合意したと発表した。

 
 両社は昨年7月、ベライゾンがヤフーの検索サービスなどの中核事業を買収することで合意。しかし、ヤフーで大規模な個人情報の流出が相次いだことを受け、買収条件の見直し作業を進めていた。

 発表によると、両社は情報流出によって生じ得る法的責任などについても分担する。